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半導体不足 スマートフォン サムスン電子 小米

半導体品薄の影響、スマホ生産にも広がる

Mar 08, 2021 (Gmt+09:00)

2020年1月、ブラジルのスマートフォン生産工場を見学する李在鎔(イ·ジェヨン)サムスン電子副会長(中央、サムスン電子提供)
2020年1月、ブラジルのスマートフォン生産工場を見学する李在鎔(イ·ジェヨン)サムスン電子副会長(中央、サムスン電子提供)

世界的なスマートフォンメーカーのA社は最近、クアルコムの半導体が搭載されるある中低価モデルを東南アジア·中東地域の一部の国家で生産中止させた。昨年、現地販売量「トップ5」内に入るモデルだったが、クアルコムAP(アプリケーションプロセッサー)不足のため製品生産が困難になったからだ。


 8日、関連業界によると、半導体の品薄現象が、自動車産業からスマートフォンへと早いテンポで広がっている。スマートフォン用の半導体世界1位企業のクォルコムのチップが不足し、サムスン電子、小米(シャオミ)などがスマートフォンの生産·供給に支障を来たしている状況だ。 国内スマートフォンメーカーの関係者は「半導体品薄のため製品生産に一定の影響を受けている」と述べた。

 チップ需要は爆発的に増加したが、生産施設は不足する影響が大きい。昨年下半期からサムスン電子、小米(シャオミ)など主要スマートフォンメーカーは、先を争って新製品を発売した。市場調査会社CPRによると、世界のスマートフォンの出荷量は、昨年6月から7か月連続で前月比増加した。新型コロナウイルスのワクチンの開発などによる景気回復への期待感が高まったためだ。

 スマートフォンの頭脳の役割を果たす、半導体AP確保競争が始まった。 注文は、市場シェア世界1位(2020年出荷量基準30.7%)のクアルコムに集中した。クアルコムは、工場のないファブリス(設計専門会社)であるため、生産を台湾のTSMC、サムスン電子などファウンドリー(半導体受託生産)会社に任せる。

 この時期、他のファブリーズの生産注文もファウンドリーに集中した。 ファウンドリー業者の注文は「1年以上」たまっている状況だ。 クアルコムの中級APと部品を生産する三星電子のオースチン工場が寒波のため、最近2週間以上シャットダウン(一時稼動中断)したのも供給不足を深めた要因と評価される。

 スマートフォンメーカー各社は、緊張している。小米など中国メーカーの代表(CEO)は最近、インタビューで「クアルコムチップが不足している状況なので、スマートフォンを作れない可能性がある」と打ち明けた。

 AP不足が、スマートフォン市場に水を差すという懸念も出ている。CPRによると、スマートフォン出荷量は1月に6.0%減少した。半導体業界の関係者は「台湾メディアテックなどクォルコムのライバル会社も、顧客の注文量に合わせるのに汲々としている状況」とし「チップ不足現象は1年以上続く可能性がある」と見通した。

「今年、スマートフォン用半導体が品切れになった。 ただ足りないのではなく、『深刻なほど』足りない」

 劉偉平·小米副会長(中国地域代表)が2月24日、微博に掲載した書き込みだ。小米は、世界3位(昨年第4四半期、11%)のスマートフォンメーカーで、半導体関連ではかなりの「バイイングパワー(購買交渉力)」を持っている。 そんな小米の高位役員が半導体調達に対する懸念を直接表したのは、世界的に不足が深刻だという証拠と分析される。 半導体業界では「スマートフォン向けチップ不足状況が1年以上続く」という観測が出ている。

○自動車半導体ほど供給不足が深刻

7日、半導体業界によると、スマートフォン向け半導体の品薄は、自動車向け市場と同様に深刻な状況だという。市場調査会社IHSマケットによると、現在の自動車向け半導体リードタイム(注文後から調達までにかかる時間)は26~38週間と分析される。

 スマートフォン向け半導体のリードタイムも同様だ。モデルごとに違いはあるものの、クアルコムのスナップドラゴンAP(アプリケーションプロセッサー)のリードタイムは約30週、ブルートゥースチップは約33週だという。現在、クアルコムに注文を入れれば7-8か月後にもらえるほど物量が不足しているということだ。

 各メーカーでは供給不足への懸念を次々と出している。スマートフォンメーカー世界7位の中国リアルミーの幹部は最近、現地でのインタビューで「クアルコムのAP、RFチップなどが底をついた」と明らかにした。 国内企業の関係者は「確保できれば価格はそれほど問題にならない」と打ち明けた。

○中国メーカーの暴風注文に品薄

クアルコム·ショーテージ関連の最大原因としては、中国スマートフォンメーカー各社の攻撃的な製品発売が取り上げられている。 世界2位まで躍り出た華為が、米国の制裁で力を失い、小米、烏浦、飛宝、リアル米などが歩幅を広げている。

 市場調査会社のカウンターポイントリサーチによると、昨年、ファーウェイのスマートフォン出荷量は1億8770万台と、21%減少したが、小米の出荷量は1億4580万台と、前年比17%伸びた。 BBKグループ傘下の五浦(オポ)、ビボ、リアルミーの年間出荷量の合計は2億6270万台で、サムスン電子(2億5570万台)を初めて追い抜いた。小米などは、ファーウェイと違って、半導体を独自に開発できない。 多様な価格帯のスマートフォンチップを販売する世界1位のメーカー、クアルコムに殺到した。

  サムスン電子とアップルもクアルコムチップを大多数の製品に活用している。サムスン星は、ギャラクシーAシリーズなど、中低価格の商品を拡大し、クアルコムへの依存度が高まっている。 アップルはAPシリーズ「A」をスマートフォンに搭載しているが、モデムなどはクアルコム製品を使っている。

 クアルコムは独自の生産施設がない。サムスン電子やTSMC、UMCのようなファウンドリー会社に生産を委託する。昨年下半期から消費が回復し、APだけでなく「パソコン、ゲーム機、人工知能機器用半導体を委託生産してほしい」という注文がポンドに殺到した。 クアルコムチップのリードタイプが30~33週まで増えた理由だ。

 サムスン電子オースチンファウンドリー工場が、2週間以上「シャットダウン」状況であることも、供給不足に油を注いだ。 オースチン工場では、クアルコムのAP、RFチップなどを生産しているという。クアルコムチップ生産に欠かせないサブストレート基板が台湾工場火災の影響で不足しているのも火に油を注いだ。

 ○クアルコム「通信チップ不足、年末まで続く」

チップ不足の深刻さはクアルコムでも認めている。 クリスティアン·アーモン·クアルコム社長は最近、外国メディアとのインタビューで「通信用チップ不足は年末まで続くだろう」と説明した。

 スマートフォンメーカー各社は、台湾メディアテックやサムスン電子システムLSI事業部などに緊急調達の可能性を打診しているが、容易ではないのが現状だ。メディアテックもクアルコムのようにファウンドリーの生産量増大だけを待っている状況だ。サムスン電子システムLSI事業部は、ギャラクシー向け物量を供給するのも手に負えないという話も出ている。

 これを受け、サムスン電子や小米などのスマートフォンメーカー各社は、在庫のないクアルコムチップが搭載される中低価格モデルを、一部の国で生産中止とし、在庫の残っているチップが入るスマートフォンを緊急投入しているという。

 半導体業界の関係者は「ファウンドリーキャパ不足が1年以上続く」とし「チップショーテージのため、スマートフォンの生産量が減少すれば、回復しつつある市場の雰囲気に水を差すことになる」と見通した。 市場調査会社TSRによると、昨年6月から7カ月連続で増加したスマートフォン出荷量は、1月に6.0%減少した。


○DRAM長期好況にも否定的影響か

スマートフォンのAP(アプリケーションプロセッサー)不足が、DRAM「スーパーサイクル」(長期好況)にも否定的な影響を与えるという見通しが出ている。AP不足がスマートフォンの生産量減少につながれば、モバイルDRAM 需要も萎縮するということだ。

 市場調査会社のトレンドフォースによると、1-3月期のモバイルDRAM(LPDDR4X)契約価格は、前期比0.2%上昇するという。これは、昨年第2四半期(-2.2%)以降、3四半期ぶりに上昇に転じるものと予想されたものだ。

 スマートフォンの需要が回復し、モバイルDRAM の注文も増えるだろうという期待の影響が大きい。 SKハイニックスは今年1月、コンファレンスコールで、モバイルDRAMの需要が前年比20%増加すると発表した。サムスン電子も「中低価格5Gスマートフォンが拡大し、メモリー半導体需要が増加する」とし「主要スマートフォンASP(平均販売価格)が上昇する」と予想した。サムスン電子とSKハイニックスの全体DRAM の売上でモバイルDRAM の比重は30%以上という。

 しかし、最近市場では、モバイルDRAM 需要が年初の予想に及ばないだろうという懸念が出ている。 「AP不足→スマートフォン生産量減少→モバイルDRAM需要減少」現象が進行し、DRAMスーパーサイクルの変数になるということだ。

 トレンドフォースはサーバーDRAMについては4-6月期の価格見通しを従来の「8-13%上昇」から「10-15%上昇」に上方修正した。しかし、モバイルDRAM については、これといった動きはない。

 慎重論も出ている。サムスン証券は「供給企業が自動車半導体に供給優先順位を置き始めた」とし「モバイル用半導体の追加供給不足現象が現れる」と分析した。 証券会社は「顧客企業のモバイル用半導体在庫がなくなり、4-6月期末からスマートフォン需要が低迷するだろう」と予想した。ハンファ投資証券も「サムスン電子オースティン工場の再稼働が遅れるだけにスマートフォンメーカーはモバイルディーラムのような他の部品の注文も減らすことになる」とし「2四半期のモバイルディーラム価格に否定的な影響を及ぼす可能性がある」と評価した。

 

 

ファン·ジョンス記者hjs@hankyung.com

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