Skip to content
  • KOSPI 3001.14 +9.42 +0.31%
  • KOSDAQ 1006.27 +9.63 +0.97%
  • KOSPI200 397.18 +0.87 +0.22%
  • USD/KRW 1181.2 -2.50 -0.21%
  • JPY100/KRW 1,040.48 -2.75 -0.26%
  • EUR/KRW 1,331.15 -4.48 -0.34%
  • CNH/KRW 185.41 -0.32 -0.17%
View Market Snapshot

SKジオセントリック 廃プラスチック 石油

SKジオ、廃プラスチックから石油を取り出す「都市油田企業」

By Oct 20, 2021 (Gmt+09:00)

廃プラスチックリサイクル事業は「都市油田」事業とも呼ばれる。プラスチックを熱で分解して抽出した油を、再び工程に投入し、ナフサなどの石油化学原料を生産するためだ。
18日、SKジオセントリックと共に熱分解油を生産するエコクリエイション工場の一角に積まれている廃プラスチック。1日10トンの廃プラスチックが投入され、6トンの熱分解油を生産する(仁川=ナム·ジョンミン記者)
18日、SKジオセントリックと共に熱分解油を生産するエコクリエイション工場の一角に積まれている廃プラスチック。1日10トンの廃プラスチックが投入され、6トンの熱分解油を生産する(仁川=ナム·ジョンミン記者)
18日に訪れた大田市儒城区のSKイノベーション環境科学技術院では、こうした好循環構造を完成させる「後処理」技術に関する研究が行われていた。廃プラスチックから出た油(熱分解油)を工程に投入するためには、不純物を取り除いた後、処理作業が欠かせない。 SKイノベーションの化学系列会社であるSKジオセントリックは、後処理技術を先取りし、差別化された「廃プラスチック純環境制」を構築するという説明だ。

○熱分解油精製技術の独自開発

熱分解油の中には塩素、硫黄などの不純物が含まれており、これまで石油化学製品の原料として使用するには限界があった。SKジオセントリックは9月、独自開発した後処理技術で不純物を取り除いた熱分解油を、精油·石油化学工程に投入するのに成功した。環境科学技術院の実験室には、成人の背をはるかに越える後、処理装備がぎっしりと並んでいた。 技術院の関係者は「熱分解油に水素を入れて不純物を除去する」とし「触媒をモニタリングするいくつかの反応器を同時に回し、最も反応の良い地点を確認する」と説明した。
18日、廃プラスチックの熱分解段階別の油分性状について説明するSKイノベーション環境科学技術院のパク·ミンギュ研究員(SKイノベーション提供)
18日、廃プラスチックの熱分解段階別の油分性状について説明するSKイノベーション環境科学技術院のパク·ミンギュ研究員(SKイノベーション提供)
濃い枯葉色のねばねばした熱分解油を後処理作業すると、さらっとして不透明な白色の液体に変わることになる。これをもう一度精製すると、透明な熱分解油を得ることができる。 最終的に得た熱分解油で潤滑機油、ナフサなどを生産すれば、環境にやさしい包装材や自動車の軽量化素材も作り出すことができる。SKジオセントリックは、後処理技術を100%内在化した状態だ。
廃プラスチック·廃ビニールから抽出された熱分解油精製過程別サンプル。枯葉色の熱分解油から不純物を取り除いた後、処理作業を経ると白色に変わる(大田=ナム·ジョンミン記者)
廃プラスチック·廃ビニールから抽出された熱分解油精製過程別サンプル。枯葉色の熱分解油から不純物を取り除いた後、処理作業を経ると白色に変わる(大田=ナム·ジョンミン記者)
SKジオセントリックは今年初め、米国の熱分解専門会社であるブライトマークと設備投資のための業務協約(MOU)も結んだ。ブライト·マークは,廃プラスチックのような廃資源から再生燃料,天然ガスなどを生産する企業だ。両社は24年の商業稼動を目標に、蔚山(ウルサン)に大規模な熱分解油工場を建設している。完成後は年間20万トンの廃プラスチックをリサイクルし、年間108万バレルの熱分解油を生産する計画だ。
18日、自動車軽量化プラスチック素材について説明する咸亨沢SKイノベーション環境科学技術院エコ製品ソリューションセンター長(SKイノベーション提供)
18日、自動車軽量化プラスチック素材について説明する咸亨沢SKイノベーション環境科学技術院エコ製品ソリューションセンター長(SKイノベーション提供)
業界によると、廃プラスチックリサイクル市場の規模は、今年の70兆ウォン(約6兆8627億円)から2050年には600兆ウォンまで成長する見込みだ。会社関係者は「多様な原油を処理した経験があるSKイノベーションのノウハウが熱分解油にも適用された、独自の工程により多くの熱分解油を投入するため悩んでいる」と述べた。

○中小企業と手を組んで

SKジオセントリックは、国内中小企業と提携し、後処理する前段階の熱分解油を一緒に生産している。 代表的なのが、国内熱分解会社のエコクレーションだ。 SKジオセントリックは、エコクレーションの持分25%を保有している。
18日、エコクレーションの熱分解技術が適用されたニューエコワン工場のエンジニアが、熱分解油の生産設備を試験稼動している(エコクリエイション提供)
18日、エコクレーションの熱分解技術が適用されたニューエコワン工場のエンジニアが、熱分解油の生産設備を試験稼動している(エコクリエイション提供)
仁川市にある約496平方メートル規模のエコクレーション工場では、廃プラスチックを熱で分解する作業が行われていた。午前8時、反応炉に投入された8トン規模の廃プラスチックから午後4時頃になると、液体状の油が抽出される様子が見られた。反応炉温度は400~450℃前後に維持される。エコクレーション関係者は「1日にプラスチック10トンを入れれば6トンほどの熱分解油を抽出することができる」とし「1回抽出するのに機械を冷ますまで計14時間必要で、1日に1回回している」と述べた。

エコクレーションは特に、家庭から出る低級廃プラスチック(生活廃棄物)を熱分解し、高品質の熱分解油を生産している。家庭から出るプラスチックは産業廃棄物に比べて形態や汚染度がまちまちであるため、低級廃棄物に分類される。会社関係者は「昔は焼却場に行くか埋め立てられたプラスチックからも水分を抜いて凝縮して油を抽出することができる」とし「高純度の熱分解油を作るまで16年にわたる研究·開発(R&D)過程があった」と付け加えた。

欧州などの先進国は、早くから廃プラスチックを循環資源として活用した。中国は、プラスチック生産·使用に対する規制を本格化する傾向にある。SKジオセントリックの関係者は「中国市場があまりにも大きいため、今後の拡張を考慮している」とし「韓国企業と開発したエコソリューションを基盤に中国企業とも協力していく」と述べた。

記者 ナム·ジョンミン peux@hankyung.com

Comment 0

0/300