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ゴールドマンサックス アリランボンド

ゴールドマンサックス、3年ぶりにアリランボンド発行へ

May 12, 2021 (Gmt+09:00)

米ニューヨークのゴールドマンサックス本社(ロイター=聯合ニュース)
米ニューヨークのゴールドマンサックス本社(ロイター=聯合ニュース)
世界最大の投資銀行(IB)であるゴールドマンサックスが、3年ぶりにアリランボンドの発行に乗り出す。アリランボンドとは、外国企業が韓国で発行しているウォン建て債券だ。韓国経済のしっかりした基礎体力やウォンの安定性への信頼を基に、国内債券市場での資金調達が定例化しているという評価を受けている。

IB業界によると、ゴールドマン·サックスは5月18日、15年満期のアリランボンド500億ウォン分を私募で発行する計画だという。国内のある機関投資家を対象に、年4.3%水準で発行する予定だ。債券信用格付けが最上位の「AAA」であることを考慮すれば、かなり高い収益率だという評価だ。ゴールドマンサックスは近いうちに追加でウォン建て債券を発行し、他の機関にも販売する計画であるという。
 
ゴールドマンサックスは、資金調達先の多角化に向け、ウォン建てでも債券を発行し始めている。17年5月、200億ウォン(約19億円)規模のアリランボンドを発行し、韓国債券市場に足を踏み入れた。 翌年の18年には3回にわたって計1366億ウォン(約129億円)分のアリランボンドを発行し、韓国で本格的な資金調達を予告した。しかし、その後1年以上、韓国市場金利の下落が続いた上、昨年は新型コロナウイルス拡大を受け、対ドルウォン相場の変動性まで増大し、韓国債券市場になかなか姿を現わせなかった。外貨債権は、発行会社が為替変動の負担を負うため、現地通貨の安定性が裏づけされてこそ発行できる。

ゴールドマンサックスが再びアリランボンドの発行に乗り出した背景には、韓国の実体経済の回復への強力な信頼があるという評価だ。今年第1四半期の韓国経済成長率は1.6%と、昨年第3四半期(マイナス2.1%)以降3期連続の成長を続けた。 最近、国際通貨基金(IMF、3.6%)、韓国銀行(3.8%)、LG経済研究院(4.0%)、JPモルガン(4.6%)など国内外の機関が相次いで今年の成長率見通しを上方修正するなど、楽観的な見方が力を得ている。このような空気の中で、為替相場も安定を取り戻している。昨年3月は一時、1280ウォンまで高騰した対ドルウォン相場は、12日は1ドル=1191.1ウォンまでウォン高ドル安が進んだ。

債券市場ではゴールドマンサックスに続き、ほかの外国企業各社も、アリランボンドの発行に乗り出すかどうかに注目している。昨年と今年に発行された「アリランボンド」の規模は計750億ウォン(約72億円)にとどまった。米国の金利上昇傾向が続くと、ゴールドマンサックスのような優良企業は現地より低い金利で韓国で債券を発行する機会をつかむことになるかも知れない。12日、米国の10年満期国債金利は年1.631%で、今年に入ってだけで0.715%ポイント上昇した。

投資需要も多い。国内の保険会社各社は23年、新保険業会計処理基準(IFRS17)の導入を控え、積極的に長期債権を盛り込んでいる。全ての保険負債を時価で評価するIFRS17の下では負債増加が避けられないため、長期債権の比重を増やし、資産と負債の満期を合わせようとしている。このような状況で、年4%台の金利を提供する満期15年以上の社債が相次いで登場すれば、一気に保険会社の視線を虜にすることになるだろう。 LG電子が4日に発行した15年物の金利は年2.879%にすぎない。

キム・ジンソン記者jskim1028@hankyung.com

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