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SKバイオサイエンス スカイセルフル 生産 中断 新型コロナウイルス ワクチン

SKバイオサイエンス、コロナワクチン生産に全力投球

Mar 30, 2021 (Gmt+09:00)

開発中の「コロナワクチン」を調べているSKバイオサイエンス研究員(韓経DB)
開発中の「コロナワクチン」を調べているSKバイオサイエンス研究員(韓経DB)

SKバイオサイエンスが世界で初めて開発した細胞培養型インフルエンザワクチン「スカイセルフル」の生産を全面中断する。新型コロナウイルスワクチン生産に全力投入するための「選択と集中」戦略だ。SKバイオサイエンスが、韓国のコロナワクチン主導権を確保するため、大局的な観点から決断を下したという分析も出ている。

  SKバイオサイエンスの関係者は29日「今年生産する予定だったスカイセルフル3·4価(ウイルス予防種類数)ワクチンの生産を中断することにした」とし「米国ノババックスから技術を導入して生産するコロナワクチン物量と委託生産(CMO)物量の安定的な供給に力を注ぐことにした」と明らかにした。スカイセルフルは、同社のワクチン全体の売上(1482億ウォン)の3分の2(約1000億ウォン)を占めている。 帯状疱疹と水痘ワクチンの生産は継続する。

  業界では、コロナの長期化を予想して決定した「選択と集中」と見られている。大多数の専門家はコロナ19が「パンデミック(伝染病大流行)」を超えて「エンデミック(終息のない土着伝染病)」になると見ている。SKバイオサイエンスも同様に、このような分析にある程度同意している。 同社は、昨年13億ドル(約1兆4706億ウォン)だった「コロナ19」ワクチン世界市場の規模が、25年には161億ドル(約18兆2139億ウォン)に急増するものと見込んでいる。 コロナ19の完全な終息に多少時間がかかると予想される。 あるファンドマネジャーは「需要は着実に増えているが、原料不足などで供給が不足している状況なので、今後数年は、事業性が高いだろう」と説明した。

コロナワクチンは、インフルエンザより収益性のほうがよいことも影響を及ぼしている。 無料接種がメインのインフルエンザ4価ワクチン価格は、昨年基準で1ドース当たり1万~1万5000ウォン(約968~1453円)だ。「コロナ」ワクチン(ノババックス製品)は韓国政府に1ドース当たり16~22ドル(約1万8000~2万5000ウォン)で供給される見通しだ。 輸出価格は、さらに高くなる見通しだ。

  SKバイオサイエンスが生産するたんぱく質の組み替えワクチンの人気が高まるとの予想も、売上先確保に前向きな要素となっている。会社側は、冷蔵保管が便利で副作用が少ない長所のおかげで、25年頃にはたんぱく質の組み替えワクチンの割合が全体の58%を占めるものと見ている。

  メッセンジャー「リボヌクサン(mRNA)」など、さまざまな種類のワクチンが今後開発されても、地道な需要があるだろうという意味だ。たんぱく質の組換えワクチンは、コロナ19ウイルスと外見だけ同じタンパク質を作り、ワクチンで投与する方式だ。 SKバイオサイエンスのアン·ジェヨン代表は先月、機関投資家を対象にした企業説明会(IR)で、「フランスのサノフィ、英GSKが開発中のコロナ19ワクチンのCMO契約は今すぐにでも可能だ」と述べた。

コロナ19のワクチン需要と売上先は十分だが、問題は生産能力だ。 SKバイオサイエンスが事業報告書で明らかにした年間生産物量は、1億5792万ドス(2ドス=1人分)だ。 △アストラゼネカ·オックスフォード大とノババックス委託生産量△技術導入後に生産する予定のノババックスワクチン△独自開発中のコロナ19ワクチンなどを勘案すれば、しばらく工場をフル稼働するしかない。

  生産施設を増やしているが、正常稼働には1-2年の時間がかかる。 業界関係者は「インフルエンザなど生産製品を多角化するよりコロナ19ワクチンに集中して収益性を極大化しようという戦略」と述べた。

ワクチン主権確保のために下した決定という分析も出ている。SKバイオサイエンスは、政府レベルの需給が、重要なインフルエンザワクチンの生産問題を、疾病管理庁などと十分議論した後、決定した。 SKバイオサイエンスの関係者は「コロナ19ワクチンの安定的な供給先が必要だという政府の意見があった」とし「インフルエンザワクチンよりはコロナ19ワクチンの方が重要だと判断したようだ」と話した。

  インフルエンザワクチン生産会社の「緑十字」などが恩恵を受けるだろうという見通しもある。 緑十字は全羅南道和順(ファスン)工場でインフルエンザワクチンを生産している。今年、独歩的な1位に上がると同時に、政府との交渉環境も良くなる可能性が高くなった。 保寧(ポリョン)バイオファーマ、一陽(イルヤン)薬品なども恩恵が予想される。

  インフルエンザ·ワクチンの需給に支障が生じかねないという指摘も出ている。昨年、英国GSKがワクチン需給を理由に入札に参加しなかった点を勘案すれば、短期的にインフルエンザ·ワクチン不足事態が起きる可能性を排除できないからだ。

キム・ウソプ記者duter@hankyung.com

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